つや感や密着感を重視してリキッドファンデーションを使っているけど「キレイに乗らない」「ムラになる」「化粧崩れが気になる」…そのような方も多いのではないのでしょうか。肌の乾燥が気になり始めるころ、密着性の高いリキッドタイプを使い始める方も少なくありません。でも実際は上手に使いこなせない方が多いのが現実でしょう。そこでおすすめなのがファンデーションブラシです。 今回の記事ではおすすめのブラシ、メイク方法、お手入れの仕方についてご紹介します。リキッドファンデーションを塗るのにブラシがよい理由
通常、リキッドファンデーションを肌につけるときは手やスポンジを使います。ところがムラができてしまったり、毛穴が目立ってしまったり…と思うようにつけられないのが現実でしょう。そこで素人でもプロのようにキレイにメイクができるのがファンデーションブラシです。 ファンデーションブラシの特徴をご紹介します。
キレイにつけられる
まずリキッドファンデーションブラシはファンデーションをムラなく均一につけられます。ブラシの毛に密着したファンデーションが毛穴をしっかりと埋め込むため、毛穴も目立たなくなります。フラットに肌を整えるためメイク持ちもアップします。さらに薄付きになるのでナチュラルに仕上がり、つや感もアップ!コツいらずでキレイに仕上がるのが大きな魅力でしょう。
スピーディに仕上がる
キレイに仕上がるうえ、手やスポンジを使うよりも圧倒的にファンデーションをスピーディに塗れるのがリキッドファンデーションブラシの魅力です。ファンデーションを含んだ筆を肌に滑らすだけで、ムラなく均一に塗れますよ。平筆よりも太目の丸筆は面が大きいため、よりスピーディに塗れるのでおすすめです。
肌へ負担がかからない
ファンデーションを手やスポンジで伸ばすとき、ついゴシゴシしてしまいがちですよね。ブラシの毛はやわらかくなめらかなため、最小限の摩擦でファンデーションを肌へ伸ばし密着させられます。肌の上をすっと滑らすだけなので、ムダな負担をかけることなくキレイにメイクできます。
ファンデーションブラシの選び方
キレイにリキッドファンデーションを塗るためにはブラシ選びもかかせません。人工毛よりも天然毛のほうが肌にやさしい・キレイに塗れると思われがちですが、そうばかりとも言えないのが本当のところです。さまざまなものが出回っていますが、毛の硬さとコシ、毛量が多く長さがほどよいと塗りやすいのが特徴です。またブラシの先端がフラットかつ斜めカットされていると塗りやすく、キレイに仕上がるのも魅力でしょう。
毛に硬さとコシがある
毛が硬めだとファンデーションをつける量を調節しやすいうえ、つけたいところへしっかりと塗れます。さらにコシがあると肌への密着感が高まり、細かいところへファンデーションをなじませやすく、キレイにつけられますよ。
毛量は多く、長すぎないものが◎
ブラシの毛量はある程度量があるものがおすすめです。量が少ないとそのぶんファンデーションを含む面が少なくなってしまうため、肌にムラができやすくなってしまいます。長さは長すぎてしまうと筆を操りにくくなってしまうため意図するところへファンデーションをつけにくくなってしまいます。よってあまり長いものは避けましょう。
ブラシの先端がフラットでななめカットされているとベスト
平筆よりも丸筆を選び、先端がまっすぐにカットされているものを選びましょう。先端がフラットだとリキッドファンデーションをキレイに伸ばせます。さらに斜めカットされているものは、すべての面が肌に当りやすくなるため、より均一に肌へファンデーションを伸ばしやすくなります。
オススメのリキッドファンデーションブラシ
数あるリキッドファンデーションブラシの中でも、ここでは使いやすさ・仕上がりの美しさにすぐれているものをまとめました。口コミ評判も上々なものばかりなので、参考にしてください。
エスプリークファンデーションブラシ/コーセー 本体価格:1,200円
しっかりとファンデーションを抱え込むため、最小限でOK。目まわりや小鼻にもしっかりフィットし、毛穴レスに仕上げます。動物の毛に近く心地よい肌あたりが魅力です。
ファンデーションブラシ131/資生堂 本体価格:1,800円
口コミでもっとも人気のファンデーションブラシ。プロのメイクが実現できるよう計算しつくされた設計で美肌を作ります。フィット感もしなやかと評判です。
ファンデーションブラシエクセレントリッチ/ファンケル 本体価格:1,600円
リキッドファンデーションを一気に広範囲を塗れるのが魅力。やわらかくなめらかな肌あたりでお肌にやさしく使えます。適度な硬さもあるので使いやすさも抜群です。
マトイファンデーションブラシ/シーズ 本体価格:2,000円
一日中化粧直しいらずと言われ、透明感のある肌に仕上げるファンデーションブラシです。やわらかさが魅力、毛穴のデコボコをしっかり補正します。
熊野筆S5557Bkパウダー&リキッド丸斜め段/白鳳堂 本体価格:5,700円
肌にぴったりと密着して、化粧崩れがしにくいです。適度な毛のコシで素早く簡単に薄く塗ることができるのでキレイに仕上がります。
ブラシを使ったリキッドファンデーションの塗り方
ブラシを使ってキレイにリキッドファンデーションを塗るためにはコツがあるので、しっかり踏まえて行いましょう。ポイントは手早くやることです。また広いところから塗り始めること、目元や小鼻を塗るときはファンデーションを足さないのもキレイに仕上げるためにかかせません。
【リキッドファンデーションの塗り方】
基礎化粧品で肌を整え、余分な油分はティッシュオフする
化粧下地を塗っておく
パール1粒大のリキッドファンデーションを一度手にとる
筆をクルクルしながらファンデーションを取る
Tゾーン・鼻・頬・顎にリキッドファンデーションを乗せる
筆の毛先が長いほうを上にして垂直に肌に当てファンデーションを頬・おでこの内側から外側へ伸ばす
眉間・鼻の上も上下へ滑らすようにファンデーションを伸ばす
目の下も内側から外側へ筆を動かす。
カバーしたいところや毛穴などは短い毛先を使ってファンデーションをはたき込む
小鼻周りも短い毛先でファンデーションをはたき込む
顎・鼻下・口まわりのファンデーションを伸ばす
顎から顎裏へブラシを当ててフェイスラインの境目をぼやかす
リキッドファンデーションブラシを使うときに気をつけること
リキッドファンデーションブラシを使うときに気をつけたいことがいくつかあるのでご紹介します。清潔なブラシを使うのはキレイにメイクするためにかかせないことなので、しっかり心得てくださいね。
ブラシは清潔に保とう
リキッドファンデーションのブラシは毎日使うので雑菌が繁殖しやすい環境にあります。ブラシを使っていてニオイや肌荒れなどを起こしたら先に紹介した要領で洗剤を使ってお手入れしてください。洗うのにベストな間隔は1週間から2ヶ月に一度だと言われていますが、肌質は個々に違うので自分に合った間隔で使用しましょう。
乾くまで時間がかかるので替えブラシがあるとベスト
太いファンデーションブラシはお手入れしてしっかりブラシが乾くまでおおよそ3日と言われています。よって替えがあると安心でしょう。湿ったままのブラシも雑菌の温床となってしまい、せっかくのお手入れも無意味になってしまいます。 しっかり乾燥させて使うと清潔なのでぜひチェックしてください。またスピーディに乾くファンデーションブラシも出回っているので、試してみてもよいでしょう。
ブラシのすすぎもしっかりと
せっけんの成分がファンデーションブラシに残ってしまうと肌トラブルの原因となってしまうので注意しましょう。またすすぎ不足によってニオイの原因にもなってしまいます。確実にすすいでファンデーションブラシを清潔に保ってください。
正しいブラシの使い方をしよう
ブラシが必要以上に汚れてしまうのはブラシの使い方が間違っているからです。たっぷりとファンデーションをつけたり、力を入れてブラシを使ったりするとリキッドファンデーションが筆の奥まで入り込んでしまい、お手入れも大変になってしまいます。通常はブラシの表面だけしか汚れないものなので、もしすごく汚れてしまう場合は、リキッドファンデーションのつけ過ぎです。使い方を見直すようにしましょう。
まとめ
リキッドファンデーションを使うときにブラシを使うと圧倒的に簡単に美しく仕上がるのでおすすめです。テクニックがなくてもプロのようなつや感のある肌に仕上がります。使い方や選び方によって仕上がりに差ができてしまうので合ったものを選んで正しく使ってください。
コメント